逆走!アカデミー賞

米・アカデミー賞を何処までも逆走していく、ネタバレと少しの熱さの、ゆるい映画紹介ブログです。

第90回アカデミー賞(2018)全受賞作品&ノミネート作品一覧

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 ★作品賞★

【受賞】「シェイプ・オブ・ウォーター」

 〜以下ノミネート〜

●「君の名前で僕を呼んで」

●「ウィンストン・チャーチル  ヒトラーから世界を救った男」

「ダンケルク」

「ゲット・アウト」

●「レディ・バード」

●「ファントム・スレッド」

●「ペンタゴン・ペーパーズ」

●「スリー・ビルボード」

★監督賞★

【受賞】ギレルモ・デルトロ

「シェイプ・オブ・ウォーター」

〜以下ノミネート〜

● クリストファー・ノーラン

「ダンケルク」

● ジョーダン・ピール

「ゲット・アウト」

● グレタ・ガーウィグ

「レディ・バード」

● ポール・トーマス・アンダーソン

「ファントム・スレッド」

★主演男優賞★ 

【受賞】ゲイリー・オールドマン

「ウィンストン・チャーチル  ヒトラーから世界を救った男」

〜以下ノミネート〜

● ティモシー・シャラメ

「君の名前で僕を呼んで」

● ダニエル・デイ=ルイス

「ファントム・スレッド」

● ダニエル・カルーヤ

「ゲット・アウト」

● デンゼル・ワシントン

「ローマンという名の男  信念の行方」

★主演女優賞★

【受賞】フランシス・マクドーマンド

「スリー・ビルボード」

〜以下ノミネート〜

● サリー・ホーキンス

「シェイプ・オブ・ウォーター」

● マーゴット・ロビー

「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」

● シアーシャ・ローナン

「レディ・バード」

● メリル・ストリープ

「ペンタゴン・ペーパーズ  最高機密文書」

★助演男優賞★

【受賞】サム・ロックウェル

「スリー・ビルボード」

〜〜以下ノミネート〜〜

● ウィレム・デフォー

「フロリダ・プロジェクト  真夏の魔法」

● ウッディ・ハレルソン

「スリー・ビルボード」

● リチャード・ジェンキンス

「シェイプ・オブ・ウォーター」

● クリストファー・プラマー

「ゲティ家の身代金」

★助演女優賞★

【受賞】アリソン・ジャネイ

「アイ,トーニャ  史上最大のスキャンダル」

〜以下ノミネート〜

● メアリー・J・ブライジ

「マッドバウンド  哀しき友情」

● レスリー・マンビル

「ファントム・スレッド」

● ローリー・メトカーフ

「レディ・バード」

● オクタビア・スペンサー

「シェイプ・オブ・ウォーター」

★脚本賞★

【受賞】「ゲット・アウト」

ジョーダン・ピール

〜以下ノミネート〜

●「ビッグ・シック  ぼくたちの大いなる目ざめ」

エミリー・V・ゴードン、クメイル・ナンジアニ

●「レディ・バード」

グレタ・ガーウィグ

●「シェイプ・オブ・ウォーター」

ギレルモ・デル・トロ、バネッサ・テイラー

●「スリー・ビルボード」

マーティン・マクドナー

★脚色賞★

【受賞】「君の名前で僕を呼んで」

ジェームズ・アイボリー

〜以下ノミネート〜

●「The Disaster Artist(原題)」

スコット・ノイスター、マイケル・H・ウェバー

●「LOGAN ローガン」

ジェームズ・マンゴールド、スコット・フランク、マイケル・グリーン

●「モリーズ・ゲーム」

アーロン・ソーキン

●「マッドバウンド 哀しき友情」

バージル・ウィリアムズ、ディー・リース

★撮影賞★

【受賞】「ブレード・ランナー2049」

ロジャー・ディーキンス

〜以下ノミネート〜

●「ウィンストン・チャーチル  ヒトラーから世界を救った男」

ブリュノ・デルポネル

「ダンケルク」

ホイテ・バン・ホイテマ

●「マッドバウンド  哀しき友情」

レイチェル・モリソン

●「シェイプ・オブ・ウォーター」

ダン・ローストセン

★編集賞★

【受賞】「ダンケルク」

〜以下ノミネート〜

●「ベイビー・ドライバー」

●「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」

●「シェイプ・オブ・ウォーター」

●「スリー・ビルボード」

★美術賞★

【受賞】「シェイプ・オブ・ウォーター」

〜以下ノミネート〜

●「美女と野獣」

●「ブレード・ランナー2049」

●「ウィンストン・チャーチル  ヒトラーから世界を救った男」

「ダンケルク」

★衣装デザイン賞★

【受賞】「ファントム・スレッド」

マーク・ブリッジス

〜以下ノミネート〜

●「美女と野獣」

ジャクリーン・デュラン

●「シェイプ・オブ・ウォーター」

ルイス・セケイラ

●「ヴィクトリア女王  最後の秘密」

コンソラータ・ボイル

★メイキャップ&ヘアデザイン賞★

【受賞】「ウィンストン・チャーチル  ヒトラーから世界を救った男」

〜以下ノミネート〜

●「ヴィクトリア女王  最後の秘密」

●「ワンダー  君は太陽」

★視覚効果賞★

【受賞】「ブレード・ランナー2049」

〜以下ノミネート〜

●「スター・ウォーズ  最後のジェダイ」

●「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー   リミックス」

●「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」

●「キングコング  髑髏島の巨神」

★録音賞★

【受賞】「ダンケルク」

〜以下ノミネート〜

●「ベイビー・ドライバー」

●「ブレード・ランナー2049」

●「シェイプ・オブ・ウォーター」

●「スター・ウォーズ  最後のジェダイ」

★音響編集賞★

【受賞】「ダンケルク」

〜以下ノミネート〜

●「ベイビー・ドライバー」

●「ブレード・ランナー2049」

●「シェイプ・オブ・ウォーター」

●「スター・ウォーズ  最後のジェダイ」

★作曲賞★

【受賞】「シェイプ・オブ・ウォーター」

アレクサンドル・デスプラ

〜以下ノミネート〜

「ダンケルク」

ハンス・ジマー

●「ファントム・スレッド」

ジョニー・グリーンウッド

●「スター・ウォーズ  最後のジェダイ」

ジョン・ウィリアムズ

●「スリー・ビルボード」

カーター・パーウェル

★主題歌賞★

【受賞】“リメンバー・ミー(Remember Me)”

「リメンバー・ミー」

〜以下ノミネート〜

● “Mystery of Love”

「君の名前で僕を呼んで」

● “Mighty River”

「マッドバウンド  哀しき友情」

● “Stand Up for Something”

「マーシャル   法廷を変えた男」

● “This Is Me”

「グレイテスト・ショーマン」 

★長編アニメーション映画賞★

【受賞】「リメンバー・ミー」

〜以下ノミネート〜

●「ボス・ベイビー」

●「生きのびるために」

●「フェルディナンド」

●「ゴッホ  最後の手紙」

★外国語映画賞★

【受賞】「ナチュラルウーマン」(チリ)

〜以下ノミネート〜

●「判決、ふたつの希望」

(レバノン)

●「ラブレス」

(ロシア)

●「心と体と」

(ハンガリー)

●「ザ・スクエア  思いやりの聖域」

(スウェーデン)

★長編ドキュメンタリー映画賞★

【受賞】「イカロス」

〜以下ノミネート〜

●「Abacus: Small Enough to Jail(原題)」

●「顔たち、ところどころ」

●「アレッポ  最後の男たち」

●「ストロング・アイランド」

★短編映画賞★

【受賞】「サイレント・チャイルド」

〜以下ノミネート〜

●「Dekalb Elementary(原題)」

●「The Eleven O'Clock(原題)」

●「My Nephew Emmett(原題)」

●「Watu Wote: All of us(原題)」

★短編ドキュメンタリー映画賞★

【受賞】「Heaven Is a Traffic Jam on the 405(原題)」

〜以下ノミネート〜

●「Edith+Eddie(原題)」

●「ヘロイン×ヒロイン」

●「Knife skills(原題)」

●「Traffic Stop(原題)」

★短編アニメーション映画賞★

【受賞】「親愛なるバスケットボール」

〜以下ノミネート〜

●「ガーデンパーティー(原題:Garden Party)」

●「LOU」

●「ネガティブ・スペース」

●「へそまがり昔ばなし(原題:Revolting Rhymes)」

 

 

 

 

〜以上24部門

 

 

トピック

 

2018年3月4日(現地時間)にカリフォルニア州ハリウッドのドルビー・シアターで開催され、司会は前回に引き続きコメディアンのジミー・キンメルが務めた。

一体どの作品がアカデミー賞の数ある部門の最重要部門である【作品賞】を獲るのかというメディアや評論家のアカデミー賞予想では『スリー・ビルボード』が本命と言われていたが対抗馬であるギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』が作品賞を受賞した。

ファンタジーやクリーチャー(怪獣)やホラー作品がアカデミー賞で作品賞を受賞するのは極めて稀な事で、デル・トロ監督は授賞式の1週間前にスティーヴン・スピルバーグ監督から電話で「もしも受賞したらそれはレガシー(遺産)なんだ。このフィルムメーカーの世界の一員になるんだよ。誇りに思え。」と言われたと語っている。 

 

またデル・トロ監督はスピーチの冒頭、こう語った。

「ありがとうございます。私は移民です。(アメリカに住む)多くの皆さんと同じようにね。25年間この国に暮らしてきました。私たちの業界の素晴らしいところは、国境線を消し去ってしまえるところだと思います。世界がその“線”をより深く刻むときこそ、私たちは消し続けていくべきです。ここ道を私と共にしてくれた全ての人々に感謝します」